うみかじBlog

昨日の9月6日(土)、名護市民会館中ホールにて、北部八重山郷友会様主催の、第5回北部地区トゥバラーマ大会が行われました。
当初は名護市21世紀の森野外ステージにて行われる予定でしたが、雨天のため、ホール内での開催となりました。

この日は、私共、金城盛長研究所の弟子仲間の瑞慶山大地さんが出場するということで、応援に行ってきました。
大会のオープニングアクトとして、マンドリン・ギタークラブ「若葉」さんによる「おりづるすみれ」「藍染め岬」の演奏と歌唱がありました。
会場はアットホームな雰囲気に包まれて、開催を待ちます。

鬼塚三代さんの司会により、会長内原英吉さんのご挨拶。そして、嬉しいサプライズゲストで勤王流八重山舞踊保存会　無錆之会　川井民枝舞踊道場の方々の舞踊が披露されました。









客席からは拍手やうっとりしたため息が。間近で素晴らしい舞踊を拝見できました！

そして、エントリーされた14組の方々の演奏が始まりました。

1番目の方が終わった時、来賓の稲嶺進 名護市長が駆けつけられました。稲嶺市長に聴いて頂けるとは光栄です！



そして瑞慶山くんの番です。囃子は祐です。



瑞慶山くんは、前回のとぅばらーま糸満大会で準優勝した実力の持ち主で、彼が歌うと冒頭から大きな拍手がおこっていました。職場の皆さんの応援も強力でしたよ。

大会には、郷里を離れて内地で暮らす八重山出身の女性や、想いを歌詞に綴って歌われたご高齢の方、父子で出場されたペアもおられました。親子で出場された金城さんは、お父様がとても素晴らしい張りのあるお声で、小学生の息子さんの囃子がこれまたものすごく元気が良くて、囃子の度に会場中が拍手喝采していました。
無事、14名の方々が歌い終わり、審査員の先生方のトゥバラーマです。



会場後ろから入場して野とぅばらーまをお歌いになった入嵩西康文様。



揚とぅばらーまをお歌いになった比屋根孝子様。



そして、昨日9月6日が43回目のご結婚記念日という大工哲弘先生が、苗子先生とお歌いになりました。



またこの日は、石垣のとぅばらーま大会も行われているということで、石垣と北部とがつながっているなぁという感慨の中での、皆様のとぅばらーまでした。

さて。今年の審査は、歌唱：30／タノール：30／姿（衣装）：10／三線：10／自分の歌になっているか：10、という比重で行われたそうです。作詞した場合も考慮されたそうですが、毎年比重を変えて審査していくのでまた来年も挑戦してほしいとのことでした。

審査結果は、下記の通りでした。おめでとございます！

最優秀賞：　　　　　　　　　　瑞慶山　大地さん（那覇市　本部町出身）
優秀賞（沖縄タイムス賞）：金城　安夫さん（今帰仁村　本部町出身）
奨励賞：　　　　　　　　　　　浦崎　直明さん（那覇市　本部町出身）
　　　　　　　　　　　　　　　　迫田　ひな子さん（本部町　東京都出身）
審査員特別賞：　　　　　　花城　美代子さん（郷友会員　鳩間出身）


そして瑞慶山くん。


おめでとうございます！





7月から転勤で名護に勤務している瑞慶山くん。職場の某R銀行の皆さんの応援も素晴らしかったです。

出場された皆様方、それぞれに素敵なとぅばらーまをありがとうございました。
私も実は出場する予定だったのですが、先月末からのしつこい夏風邪が治らず、諦めました。健康第一だと実感しました。
講評でおっしゃっていた「大会のためにではなく、常日頃からとぅばらーまを歌って自分の歌にして下さい」という言葉を思い出し、今日からまた歌っていきたいと思います。