民俗芸能公演「沖縄本島民俗芸能祭(宜野座村)」@国立劇場おきなわ

2013年02月25日

民俗芸能公演「沖縄本島民俗芸能祭(宜野座村)」@国立劇場おきなわ

昨日2月24日、国立劇場おきなわに母と、民俗芸能公演「沖縄本島民俗芸能祭(宜野座村)」を観に行きました。
松田の友人も出演するというので、チケット発売日にすぐ買いに行き(おかげでかなり前の真ん中の席をGer!出来ました)、かぶりつきで観させて頂きました。

字松田、字宜野座、字惣慶、字漢那の4部落からなる宜野座村。
松田の「道ジュネー」から賑やかに始まり、宜野座の「ミルク」、漢那の「長者の大主」、惣慶の「ミジタヤー」、第二部では宜野座の「蝶千鳥」、松田の「道づね」、惣慶の「スーキ言葉で語る昔話」、漢那の「松竹梅」、宜野座の「京太郎」、そして宜野座の獅子舞で締めとなりました。

松田の「かぎやで風」は、
 すゆいてぃんじゃなし
 むむとぅまでぃちゃまでぃ
 うまんちゅぬまぢり
 うがでぃしりら

宜野座の「ミルク」が舞う「かぎやで風」は、
 豊なる御代にしるし
 あらわりてぃ
 雨露の恵み
 時んたがん

漢那の「長者の大主」の中の「かぎやで風」は、
 九重の内に
 つぼで露待ちゆす
 嬉しぐと菊の
 花どやゆる

の歌詞で歌われ、松田のかぎやで風は、「平成八年に伝統芸能保存会を結成するに当たり、これまで一般的に踊られていたかぎやで風を玉城光子氏(旧姓大城)の指導の下、昔ながらの二つの扇を持ち二人が横向きに扇を合わせ踊る独特な踊り方にかえました。」のだそうです。
確かに、松田のものだけが、今の一般的なものと少し違っていました。 

宜野座部落の「京太郎」は1985年に沖縄県指定無形民俗文化財に指定された舞踊だそうで、観るのは初めてでしたが、台詞が長い!最後まで演じきった方は本当にすごいと思いました。

美しい舞踊の演目も、楽しい語りの演目もありましたが、何と言っても素晴らしかったのは、松田の獅子舞です!生きているような動きでとても
愛くるしい獅子と、絶妙なタイミングで息の合った動きを見せる獅子使い。拍手の渦でした!

民俗芸能公演「沖縄本島民俗芸能祭(宜野座村)」@国立劇場おきなわ

舞台が終わってから、ロビーで出店されていた物産販売コーナーで、お土産も買いました。
宜野座村のパンフレットもたくさんもらったのですが、今がちょうど季節のイチゴ狩りをする農園も、2箇所あるそうです。今度行ってみようかな?

それにしても、宜野座村の皆さん、普段お仕事でお忙しいにもかかわらず、本当に素晴らしい舞台をみせて下さって、ありがとうございました。
私の友人のMさんは、相変わらずいい声でしたし、次回の舞台を本当に期待しています。
皆様お疲れさまでございましたー!


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Posted by うみかじ at 23:40│Comments(0)Live,公演など
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