大浦越路節

2009年09月29日

大浦越路節大浦越路節、と言えば、私の中ではまず思い出すのが大島保克さんです。
(更に付け加えれば、与那国しょんかねも、私の中ではずっと長い間、保克さんのお母様の返しとともに、保克さんでした。)

1993年11月に発売された、保克さんのデビューアルバム「北風南風(にしかじはいかじ)」で、オリジナル曲たちにまじって、大浦越路節は収録されています。(しょんかねも。)
保克さんは、この歌が好きだと言ってライヴでもよく歌われていましたが、私はまだ八重山民謡も聴き始めで、(なんてつかみにくいメロディラインなんだろう。何で保克さんはこの歌がすきなのかなぁ)と思っていました。
でも大浦越路は西表の崎山村や鹿川村との間の山道だそうなので、何となくわかるような気がします。

新良幸人さんは、当時はあまりこれらの歌はライヴで歌ってはおられなかったように思いますが、のちにアコースティックパーシャでいずれもリリースされ、CDでもライヴでも聴けるようになりました(大浦越路節は2003年11月発売の「月虹」、ションカネーは2001年10月発売の「月夜浜」に)。

あらためて、お二人の「大浦越路」を引っ張り出して聴いてみると、そうだったー、とまた違う感慨を覚えます。
しかし、私は稽古で2番を「・・・・・美童糸引かば」と歌っていますが、お二人は「・・・・・美童絹敷ちゅかば」と歌っておられて、歌詞はちょっと違うけれどCDに合わせて一緒に歌って合わせたりなんぞしております。

*「大浦越路」は、2007年4月発売のアルバム「大島保克 with ジェフリー・キーザー」にも収録されています。


同じカテゴリー(三線)の記事

Posted by うみかじ at 23:29│Comments(0)三線
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。