12/1 16時QABで放送[標的の村~国に訴えられた東村高江の住民達]

2012年11月26日

12月1日(土)午後4時、QAB琉球朝日放送にて、「標的の村~国に訴えられた東村・高江の住民たち~60分版」が放送されます。

---QABのHPより----------------------------------------
オスプレイの着陸帯が自宅のそばに建設されると聞いて込んで反対した沖縄県東村・高江の住民たち。すると「通行妨害」で訴えられた。国が国策に反対する住民を訴える前代未聞の裁判。
高江はベトナム戦当時、襲撃訓練用の「ベトナム村」で住民役をさせられるなど常に戦争の訓練に巻き込まれてきた。「我々はいつまで標的にされるのか」。
復帰40年、その怒りはオスプレイ配備で全県に広がり、怒りの普天間封鎖へと発展していく。
-------------------------------------------------------------


テレビ朝日系列の全国24局で、9月1日から9月9日にかけて放送された30分版に、オスプレイが強行配備された日の前日・9月30日の普天間基地封鎖の記録やオスプレイ飛来後のことが追加されたそうです。

---QABのHPより----------------------------------------
配備前夜、県民は始めて普天間基地を22時間封鎖に追い込んだ。台風17号の暴風の中、4つのゲートの前に身を投げ出した人々や、そこに襲いかかる警察の姿は全国ニュースからはほぼ黙殺されたが、始めて基地に出入り不可能になった米軍は動揺を隠せなかった。
-------------------------------------------------------------


30分版は、「日本のビューリッツァー賞」と言われている「平和協同ジャーナリスト基金賞」を受賞されるとお聞きしています。
30分版は、12月9日基準日に、全国それぞれの時間で再放送予定があるそうです。
前回見逃した方はぜひチェックして頂いて、本当に、全ての方にご覧頂きたいドキュメンタリーです。
私は9月の放送を拝見しましたが、たった30分(CMなどを抜くと実際は30分弱)で、高江で起こったことをわかりやすく、色濃く見ることができます。
報道、と一言で言っても、何かに迎合したり巻かれたりしている人たちもいるようですが、三上智恵さんはじめQABの報道・制作の皆様は、良心に従ってこんなに真摯なドキュメンタリーを世の中へ送り出されました。
テレビのこちら側にいる私達にはわからないご苦労もあったことと思います。あの30分版の全国放送だって、夜中の2時半とか、早朝5時半とか、そんな時間帯ばかりの放送でした。
でも、私も高江に行った際、この番組を観て実際に高江にいらした方に、お目にかかったことがあります。
そのくらい、インパクトのある内容でした。

今回の1時間版は、残念ながら沖縄でしか放送が決まっていないようですが、ぜひ番組サイトをご覧頂き、沖縄県外の方は、30分版の放送をご覧になって下さい。
そして、東村・高江の情報は、ブログ「やんばる東村 高江の現状」でご覧下さい。


同じカテゴリー(日記)の記事

Posted by うみかじ at 20:17│Comments(0)日記
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。