2/22辺野古新基地建設に反対する集会に参加しました。
2015年02月25日
2月22日に名護市辺野古のキャンプシュワブ前で、辺野古新基地建設に反対する集会が行われました。
「県選出・出身野党国会議員や県議会与党5会派などが組織する実行委員会が主催」だそうで、国会議員を含む約2800人が参加(主催者発表)したとのことです。
私も参加しました。職業や所属団体や地域によっては、自分の思っていることを表明しづらい方もおられるかもしれませんが、幸い私はそのようなことはないので、こうして自分の意思表示のために参加しました。
沖縄では、昨年11月16日の沖縄県知事選で、オール沖縄を掲げ新基地建設反対を公約とした翁長雄志氏が前知事の仲井真弘多氏を10万票の大差で破って当選されました。
また、昨年12月14日に行われた第47回衆議院議員選挙では、沖縄はすべての選挙区において、辺野古・高江への新基地建設に反対する非自民党候補が当選しています。
それにも関わらず安倍政権は、沖縄の民意を無視し、新基地建設を無理やり押し進めようとしています。(1/26のブログに関連リンク貼っております)
普天間飛行場移設=辺野古の新基地建設ではありません。もしその発想しか見つけられない方はこの本をお読みください。「虚像の抑止力 (沖縄・東京・ワシントン発 安全保障政策の新機軸)」
さて。
当日は、島ぐるみ会議さんが那覇市・宜野湾市・うるま市からバスを出され、那覇市は県庁前広場から5台のバスが出たそうです。私は、辺野古は4度目でしたが、大規模集会は初めてでした。
できるだけ公共交通機関か島ぐるみ会議が出しているバスを利用しましょう、と推奨されていたのですが、島ぐるみ会議さんのバスの乗り場である県庁前広場に行ってみたら、ちょうど満席になったところでした。

自分の車を県庁の地下のパーキングに駐車していたので、そこから77番の市外線バスに乗るか、自分の車で行くか、迷いました。通常時にいつも駐車している、浜のテント裏にとめられないか行ってみよう、とめられなかったら宜野座のお友達の敷地にとめさせてもらえないか聞いてみよう、と思いました。
どうせ車で行くなら、1人で乗っては勿体ないと思い、島ぐるみ会議のバスに乗れず市外線バス乗り場に移動した方に、お声を掛けてみました。結局、それぞれ一人でいらしていた男性2名と女性1名をお乗せしました。そのうち、辺野古にご友人がいらっしゃるという方が、その方のおうちにとめさせて下さるということで、お言葉に甘えました。
そうしたら!古い民家を改築され(昔の柱と新しい柱も使って、釘を使わず組立で建てられたそうです!)、お庭をオープンガーデンになさっているお宅ということで、奥様が宅内にお招き下さり、お茶やコーヒーまで頂き、大変お世話になりました。


「何の関係もない私たちに、本当にありがとうございます。」と言ったら、「辺野古のために来て下さっているのに!」と言われました。
この日同乗なさった方々は、某県内国立大の先生、県内新聞社のOB、首里の奥様でした。色々お話もできて、このような偶然のご縁というのは本当に不思議で貴重で面白いと思いました。
そんなこんなしていて知るのが遅くなったのですが、この日の朝9時過ぎ、キャンプシュワブの警備員が「提供区域内に入った」として沖縄平和運動センターの山城博治議長と男性1人を拘束して基地内に連行、大変な事態になっていました。
キャンプシュワブのゲート前に着いたら大勢の参加者が集まっていました。




13時からの集会は14時半頃終わり、私たちはまた、駐車させて頂いたお宅に車を取りに行って少しお話させて頂き、それから、ご家族が迎えに来られるお一人と別れて、他2名の方と一緒に、拘束された山城ヒロジさん他1名の方の釈放を求めるために、名護署へ向かいました。

この拘束は、刑事特別法違反容疑ということでしたが、刑特法というのは、故意に侵入しようとした場合に適用されるもので、この時山城さんは、抗議行動する市民が境界線を越えないように注意を促していたところを、米軍のガードマンに後ろから引き倒れ足を持って区域内に引きずり込まれたというのでした。何か何まで不自然でおかしいことばかりです。詳細は下記のリンクをご覧下さい。
辺野古浜通信「米軍が市民を拘束@辺野古ゲート前、名護署へ抗議中【22日18:00更新】」
上記のリンク先の一番上の写真をご覧下さい。右が軍に雇われている日本人警備員で、左が県警、足を持って基地内に引きずられているのが山城さんで、この後基地内で軍に手錠をかけられて3時間ほど拘束された後、県警に引き渡され名護署に移送されたそうです。県警は目の前でこの一連の出来事は見ていたのだし、おかしいのはわかっているはずなのに米軍にされるまま。日本に主権はないようです。
わざわざ集会予定日の午前中に拘束したのも、嫌がらせとしか思えません。
琉球新報2015年2月24日記事より 「釈放された山城議長との一問一答」
拘束された2名の方は、35時間の拘束後に釈放されましたが、この一連の出来事について、日本国民はどういうことなのか考える必要があると思います。
[ご参考] 沖縄タイムス 普天間移設問題 関連記事
「県選出・出身野党国会議員や県議会与党5会派などが組織する実行委員会が主催」だそうで、国会議員を含む約2800人が参加(主催者発表)したとのことです。
私も参加しました。職業や所属団体や地域によっては、自分の思っていることを表明しづらい方もおられるかもしれませんが、幸い私はそのようなことはないので、こうして自分の意思表示のために参加しました。
沖縄では、昨年11月16日の沖縄県知事選で、オール沖縄を掲げ新基地建設反対を公約とした翁長雄志氏が前知事の仲井真弘多氏を10万票の大差で破って当選されました。
また、昨年12月14日に行われた第47回衆議院議員選挙では、沖縄はすべての選挙区において、辺野古・高江への新基地建設に反対する非自民党候補が当選しています。
それにも関わらず安倍政権は、沖縄の民意を無視し、新基地建設を無理やり押し進めようとしています。(1/26のブログに関連リンク貼っております)
普天間飛行場移設=辺野古の新基地建設ではありません。もしその発想しか見つけられない方はこの本をお読みください。「虚像の抑止力 (沖縄・東京・ワシントン発 安全保障政策の新機軸)」
さて。
当日は、島ぐるみ会議さんが那覇市・宜野湾市・うるま市からバスを出され、那覇市は県庁前広場から5台のバスが出たそうです。私は、辺野古は4度目でしたが、大規模集会は初めてでした。
できるだけ公共交通機関か島ぐるみ会議が出しているバスを利用しましょう、と推奨されていたのですが、島ぐるみ会議さんのバスの乗り場である県庁前広場に行ってみたら、ちょうど満席になったところでした。

自分の車を県庁の地下のパーキングに駐車していたので、そこから77番の市外線バスに乗るか、自分の車で行くか、迷いました。通常時にいつも駐車している、浜のテント裏にとめられないか行ってみよう、とめられなかったら宜野座のお友達の敷地にとめさせてもらえないか聞いてみよう、と思いました。
どうせ車で行くなら、1人で乗っては勿体ないと思い、島ぐるみ会議のバスに乗れず市外線バス乗り場に移動した方に、お声を掛けてみました。結局、それぞれ一人でいらしていた男性2名と女性1名をお乗せしました。そのうち、辺野古にご友人がいらっしゃるという方が、その方のおうちにとめさせて下さるということで、お言葉に甘えました。
そうしたら!古い民家を改築され(昔の柱と新しい柱も使って、釘を使わず組立で建てられたそうです!)、お庭をオープンガーデンになさっているお宅ということで、奥様が宅内にお招き下さり、お茶やコーヒーまで頂き、大変お世話になりました。


「何の関係もない私たちに、本当にありがとうございます。」と言ったら、「辺野古のために来て下さっているのに!」と言われました。
この日同乗なさった方々は、某県内国立大の先生、県内新聞社のOB、首里の奥様でした。色々お話もできて、このような偶然のご縁というのは本当に不思議で貴重で面白いと思いました。
そんなこんなしていて知るのが遅くなったのですが、この日の朝9時過ぎ、キャンプシュワブの警備員が「提供区域内に入った」として沖縄平和運動センターの山城博治議長と男性1人を拘束して基地内に連行、大変な事態になっていました。
キャンプシュワブのゲート前に着いたら大勢の参加者が集まっていました。




13時からの集会は14時半頃終わり、私たちはまた、駐車させて頂いたお宅に車を取りに行って少しお話させて頂き、それから、ご家族が迎えに来られるお一人と別れて、他2名の方と一緒に、拘束された山城ヒロジさん他1名の方の釈放を求めるために、名護署へ向かいました。

この拘束は、刑事特別法違反容疑ということでしたが、刑特法というのは、故意に侵入しようとした場合に適用されるもので、この時山城さんは、抗議行動する市民が境界線を越えないように注意を促していたところを、米軍のガードマンに後ろから引き倒れ足を持って区域内に引きずり込まれたというのでした。何か何まで不自然でおかしいことばかりです。詳細は下記のリンクをご覧下さい。
辺野古浜通信「米軍が市民を拘束@辺野古ゲート前、名護署へ抗議中【22日18:00更新】」
上記のリンク先の一番上の写真をご覧下さい。右が軍に雇われている日本人警備員で、左が県警、足を持って基地内に引きずられているのが山城さんで、この後基地内で軍に手錠をかけられて3時間ほど拘束された後、県警に引き渡され名護署に移送されたそうです。県警は目の前でこの一連の出来事は見ていたのだし、おかしいのはわかっているはずなのに米軍にされるまま。日本に主権はないようです。
わざわざ集会予定日の午前中に拘束したのも、嫌がらせとしか思えません。
琉球新報2015年2月24日記事より 「釈放された山城議長との一問一答」
拘束された2名の方は、35時間の拘束後に釈放されましたが、この一連の出来事について、日本国民はどういうことなのか考える必要があると思います。
[ご参考] 沖縄タイムス 普天間移設問題 関連記事