肺炎球菌ワクチンの予防接種

2009年08月30日

先日、インターネットでYAHOO!ニュースを見ていて、肺炎球菌ワクチンというものがあることを知りました。

高齢者はインフルエンザにかかると肺炎を併発しやすく、重症化して危険だといわれています。
うちの母も、呼吸系に少々疾患があるため、定期検査で月に1回通院していますが、風邪をひくと症状が重いらしく、担当の先生に「くれぐれも、風邪はひかないで下さいね。」と言われています(幸い、基本的に丈夫なのか、風邪や発熱をしている姿はほとんど見ないのですが・・・)。

今、全国的に、特に沖縄では非常に流行している新型インフルエンザですが、ワクチンを多く輸入することになったとはいえ、輸入ものは安全なのか?母のところにまわってくるのか?あるとしてもいつ接種を受けられるのか?輸入ワクチンだとうちの母は絶対拒絶するぞ!と不安はつきません。

さて。
この、肺炎球菌ワクチンは、肺炎の原因となる微生物のうち、最も重要な位置を占めている肺炎球菌に効くワクチンだそうです。80種類以上の型がある肺炎球菌のうち、感染する機会の多い23種類の型(この23種類で、すべての肺炎球菌による感染症の8割ぐらいを占めている)に対して免疫をつけることができるそうです。
そして、1回の接種でできた免疫は、5年以上持続するそうです。

こちらのリンク記事(産経新聞からの記事:YAHOO!ニュース)をご覧下さい。
けいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫小児科部長によると、「インフルエンザで死亡する高齢者の多くは、細菌性肺炎を併発して死亡している。新型インフルエンザでも細菌性肺炎による死亡が多いことが分かってきた。それなのに、日本のように肺炎球菌ワクチンの接種率が4~5%しかない状態で新型インフルエンザを迎えるのは問題だ」そうです。
米国では高齢者の65%以上が接種済みなのだそうですよ。
ただ、副作用の関係で、日本では1度しか接種できないのだそうです。

また、「肺炎予防推進プロジェクト」というのも発足して、「肺炎球菌感染症コールセンター」というのが設置され、2009年8月24日~2010年3月23日の月~金曜9~17時、フリーダイヤル0120-66-8910で、肺炎球菌感染症についての説明・予防法・ワクチン接種について案内してくれるそうです。

早速、母に紹介してみましたが、「この前、病院に行ったところやのに、今度は来月の末や。今度行ったら聞いてみるわ。」と反応がにぶい。
・・・インフルエンザのピークは来月や再来月じゃないの?来月末の通院で質問しているようじゃ、予防・対策にならないじゃないの~!!

これらの記事、波照間でお世話になっているご夫婦にもプリントして送ることにしました。
実は、来月シフトで連休があるので、波照間に行こうかと思ったのですが、呼吸器が弱くてインフルエンザにかかったら大変という方があちらにもおられて、大流行地域からこの流行の最中に(しかも旧盆疲れの時に)お邪魔するのは申し訳ないので、延期にしたのでした。
その代わりに、マスクやうがい薬、消毒薬も送ってあげようと思ったのですが、会社の帰りに寄ったドラッグストアでも、この時期、マスクは品薄でしたー。

肺炎球菌ワクチンの予防接種
喜ばれそうなビデオも一緒に・・・。


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Posted by うみかじ at 22:46│Comments(0)日記
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