奥武山と山下町すーじぐゎーま~い(那覇まちま~い)

うみかじ

2011年04月29日 17:47

NHK沖縄の「沖縄金曜クルーズ」で4月22日に放送された、「那覇まちま~い 街の魅力を再発見!」を見て行きたくなり、今日、早速参加して来ました。
那覇市観光協会の那覇まちまーい事務所さんが企画なさっている、「那覇まちま~い」です。
全部で20コースほどあるのですが、日によって行われるコースや時間帯が違います。
私が今回選んだのは、「奥武山と山下町すーじぐゎーま~い」。

今日は、14時から16時過ぎくらいまでの約2時間のコースで、神社や丘陵などの階段の上り下りがあるので、母が大丈夫かなぁと思いましたが、案外大丈夫だったようで、完歩してくれました。
コースは、「壺川駅改札前集合、北明治橋=>奥武山公園(おうのやまこうえん)=>護国神社=>日護森(ひごぬむい)=>沖宮(おきのぐう)=>天頭山(てんとうざん)=>ペリー劇場跡=>真珠道跡(まだまみちあと)=>落平(うてぃんだ)」です。
今日の参加者は14名。ガイドの方が色々説明して下さるので、面白かったですよ。参加料は、全コース、1人1,000円で、領収書を持参すると、那覇市立壷屋博物館とパレットくもじ内の那覇市歴史博物館の入館料が、ツアーの日から7日間2割引きになるそうです。

メインポイントは写真を撮って来なかったので、皆さん、実際に参加して歩いてみて下さいねー!


コバテイシ(別名:モモタマナ、沖縄名:クワディサー)
奥武山公園には、木にそれぞれ樹木名が書かれていて、それをガイドさんが結構細かく教えて下さるので、木に疎い私には勉強になります。


護国神社には、つい最近まではなかったという、新しい歌碑が出来ていました。


そしてまた護国神社には境内の脇に、沖縄には珍しい、イチョウの木がありました!沖縄にもイチョウ、あるなんて、知らなかったです(これもガイドさんが教えて下さいました)。


日護森から見下ろした所です。今日のコースには、御拝所が多かったので、あまりずかずか入らないようにはしていました。

私が今日、一番見てみたかったのが、「落平(うてぃんだ)」。昔、飲料水として那覇の街へ運んで売られていたという落平の水。
あやぐの歌詞に出てきます。
「沖縄参らば 沖縄ぬ主 落平ぬ水に浴みさますなよ
 我んたが香ぬ 女童匂いぬ 落てぃがすゆら」

どこにあるのかな~と思っていたら、沖縄県住宅供給公社さんの横にありました。こんな所なんだ~!


その他、真珠道跡の途中には、民家の一角に、地域住民の人しかわからないような一銭まちやぐゎー(駄菓子屋)がありました。
また、沖宮のご紋は、「御日・御月・御鏡」を象徴しているそうです。もともとは三重城に行く手前(那覇港の第一桟橋)にあったそうで、「上り口説」の一説にある
「沖の側まで親子兄弟連れて別ゆる 旅衣袖と袖とに露涙」
の「沖」は、同じく三重城近くにあった沖山臨海寺と沖宮を指しているのだそうです。

今度は、「開運 首里十二支巡り」とか、「小録に残る古道を歩く」とかに参加してみたいです。

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