2023年、ありがとうございました。

2023年12月31日


波照間島のニシハマです。

2023年もあとわずかです。
本年も無事越すことができてほっとしております。
皆様には本年も大変お世話になりまして、本当にありがとうございました。
今年を振り返ると、個人的には、仕事が忙しくて1日1日が一生懸命、年々体力はなくなりますが、1日も休まず勤務できてほっとしております。

でも。
今年は同い年の友人たちが逝ってしまいました。
8月には、私が2002年に那覇に転居する前から、ずっと頼りにしていた友人を見送りました。
こんなことは、私がいなくなってからにしてほしかったよ。



彼が若い頃、宜野湾市真志喜で営んでいたボトルネック。



保さんの2ndソロアルバム。

立退きで栄町に移転してからは、沖縄そばとカレーその他色々美味しい居酒屋さんとして、今では栄町の老舗居酒屋に。


保さんの沖縄そばは、今も奥さんの知ちゃんが守っています。



本年は、コロナ禍がやっと明けたようで、旅行にも何度か行きました。
今年は京都へお墓参りを2回、そして数年ぶりに波照間島、初めて黒島にも行きました。


京都では、母方の伯母(全然見えませんが90代)と会ったり、今年亡くなった父方の叔父の弔問に行ったり、懐かしい友人と会ったりしました。

沖縄生活も長いのに、何故か初めてだった黒島。



黒島と言えば牛です。


伊古桟橋も有名です(私が行った時は曇っていてしかも引き潮でしたが・・・。)

アーサーそばも素晴らしかったです!



黒島のお宿といえば、久貝さんがご主人の「しま宿 南来(なんくる)」。
久貝さんは三線もギターもお話も楽しいので、夕食後のだんらんは本当に楽しいです。


夕食後のひととき。


お食事も美味しく、お部屋もとても綺麗ですし、またぜひ泊まりたいお宿なんです。


波照間に行った際は、先輩ご夫婦が、浜遊びに連れて行って下さいました。




来年は、初の鳩間島にも行こうと決めています!

三線の思い出といえば、今年、「たるーの島唄まじめな研究」を発刊なさった、広島のたるーさんこと琉球民謡協会師範の関洋(せきひろし)さんが講演に来られた時に、



その執筆に協力された、宮古民謡の師範 石原朝泰さんのご縁で、朝泰さんのお弟子のTさんに声を掛けてもらって一緒に歌わせて頂いたり、


会社の余興で、同僚のエイサー男子の地謡をしたり、栄町の「遊処 永楽」の大将(石原朝泰さん)にお声がけ頂いて、介護施設へ慰問に行ったり、


夏場に行われる栄町市場の屋台まつりもいくらか復活して、永楽の大将チームのカチャーシー演奏に参加させて頂いたり、



そして、今年、4年振りに再開した、「沖縄県社会福祉協議会 資金づくり協力 第22回 芸能チャリティ公演」、これは故 山里勇吉先生のライフワークでしたが、今回私は、ゴールデンハベラーズさんの斉唱に、ピンチヒッターで参加させて頂きました。





来年も健康で、頑張りたいと思います。
皆様もどうぞよいお年をお迎え下さいませ。


(永楽に下地イサム様が来店された時の記念撮影です)
  

Posted by うみかじ at 21:45Comments(0)日記

2022年もありがとうございました!

2022年12月31日

2022年も終わろうとしています。
本年も皆さまのおかげで無事過ごすことが出来ました。本当にありがとうございました。
コロナ禍もまる3年。今年も色々なことがありました。


今年はムーチーの日が2回ありました。(1月10日と12月30日)


4月3日には、永楽の大将であり、宮古民謡の唄者、石原朝泰さんに声を掛けて頂き、沖縄宮古郷友連合会の「第32回藝能まつり」に出演させて頂きました。



私は、八重山民謡は安室流室山会・沖縄民謡は前川流の師匠に教わりましたので、宮古民謡の先生についたり団体に所属したりしているわけではないのですが、そんな私でも参加させて頂けるという事で、有難く参加させて頂きました。
徳八流太鼓保存会の方々との太鼓器楽合奏で、演目は、「武富節」「南嶽節」「鳩間節」でした。
武富節(貫花)は自分の覚えている手と同じでしたが、「南嶽節」「鳩間節」は、拍も手も節も違ったため、覚えるまでは苦労しましたが、久し振りにてだこホールの舞台、楽しかったです。


朝泰さんとお弟子さんたち・笛の方と一緒に記念撮影。


3度目のワクチンは3月1日に受けましたが、なんと4月21日にコロナ陽性とわかり、自宅療養しました。
とても気を付けていたのですが、どうやら飲み屋さんではない所で拾ってきたみたいでした。
熱も出ずとても軽かったのですが、何故それなのにわかったのかと申しますと、喉が少し痛くなり、念のためにすぐPCR検査を受けたからです。そしてまさかの「検出あり」。


自宅療養中に誕生日も過ぎ・・・。誕生日ケーキ等を差し入れしてくれたお友達、お菓子を送ってくれた親戚に支えられながら、やーぐまい(家籠り)の日々でした。

5月には、母の弟叔父さんが亡くなりました。母が亡くなる半年前(2019年春)には、こんなに仲の良い素敵な笑顔を見せてくれていたのに、今は二人とも旅立ってしまいました。


お葬式には間に合いませんでしたが、お参りに行きました。母と一緒に旅行していた頃には、高齢の母が無理で行けなかった犬山城に、一人で上って来ました。


6月には、京都で父の27回忌と姉の33回忌を済ませました。


9月には、藤沢市の従妹夫婦に、箱根へ連れて行ってもらいました。




コロナ禍で長らく延期になっていた栄町市場の屋台まつり。9月の最終土曜日には久し振りに開催されましたよ。


永楽の大将と、お弟子さんのブリカール・フローリアンさんと一緒に、屋台まつりのイベントラストのカチャーシーを。


10月には、叔母さんと京都・大原に一泊しました。



90歳を余るのにこの若さ。こんな石段を上がれる叔母さんはとても元気で素敵なのです。

私の1番のお気に入りのサーターアンダギー屋さんが、三原の「おやかわ」さんです。
(リンクの記事では1個60円となっていますが、現在は燃料・原材料高騰の為、1個80円となっています)


定番のノーマル・黒糖・紅芋・かぼちゃ以外に、日替わりで色々楽しめます。



とてもガリガリで本当に美味しいんですよ!何と言っても揚げた日が一番おいしいので、11月にはこのサーターアンダギーをお土産に持って、この春、金沢に開設された、弊社の金沢事業所に遊びに行きました。
会社を毎日覗きに行ったり、沖縄から異動した以前の上司や同僚たちと美味しいお料理・お酒を頂いたり、楽しかったです。
そして金沢と言えば、大好きな近江町市場





魚も蟹も野菜も、本当に素晴らしいです。こんな市場が近所に欲しい!


ちょうど紅葉の季節でしたが、私は黄金に色づく木々が好きです。


金沢城の紅葉も綺麗でした。




11月には、今年最後の栄町市場の屋台まつり(感謝祭)がありました。

ロックバンド「ビセガネ獣」のライヴで踊りだすシニアの方も!


弾ける栄町市場ダンサーズ


そしておばぁラッパーズ

写真は撮っていませんが、今回も永楽の大将にお声がけ頂き、カチャーシー演奏に参加させて頂きましたよ。
来年も、皆で唄って踊って楽しめる年になればいいと思います。


今年の年越しそばも、栄町ボトルネックそば。自分でやかんからそばだしを注ぐスタイル、美味しい出汁とツルコシ特注麺が人気の沖縄そばです。

今年は、コロナ禍の間にたまっていたJALのショッピングマイルと全国旅行支援のおかげで、数回旅行に行けました。
来年も行けるといいなぁ。
今年後半からは外にも出られるようになってきたので、来年は更に活動的に頑張っていきたいと思っております。
どうぞ皆様もよいお年をお迎え下さい。
  

Posted by うみかじ at 20:44Comments(5)日記

2021年も終わりですね。

2021年12月31日



2021年もあと3時間ほどで終わりですね。
今年も皆様のおかげで乗り切ることができました。色々な方にお世話になり、本当にありがとうございました
昨年に引き続きコロナ禍の1年でした。
公共交通機関を控えて、やたらてくてく歩いていたなぁ・・・。
でも昨年のようにただ鬱々としていてはいけないと思い、2月と4月に、恩納村瀬良垣の「ペンションほろほろ」さんでお泊りしましたよ。
ご夫婦がいい方々で単身で行っても淋しくないですし、奥様のお料理がとても素晴らしかったです。



3月には、職場の有志で、お世話になったクライアントさんの送別エイサーを撮影しました。楽しかったなぁ。


(三線持っているのが私ですが、他のみんなと合わせて顔にモザイクかけておきます)

7月には、初めて琉球ドラゴンプロレスリングを観に行きました。プロレスを観に行くこと自体が初めてでしたが、とても楽しめましたよ!皆さんもぜひお勧めします。
何故行ったかと申しますと、職場の同僚にプロレスラーがいるからなんですね。試合の日は土日がほとんどなので、私のシフト休みと合わず、なかなか行けなかったのですが、やっと行けました。


口元を覆っているのはマスクの代わりなんですねー。


美ら海セイバーをお見知りおきを。

そして8月には、7月頭に受験した資格試験の合格発表がありました。
コロナ禍の間に、これだけはやったと言えればいいなと思って、老体に鞭打って勉強しましたよ。



8月26日には2度目のワクチン(ファイザー)を接種完了。
副作用に備えて、ポカリスエットやゼリー飲料を買い込み準備万端でしたが、37.2度までしか熱が出ず、タイレノールでさっと回復した私でした。



10月23日には、1年11か月ぶりに県外に出て、京都で母の三回忌を済ませることができました。
コロナのせいで、初盆も一周忌も行くことができませんでしたが、久し振りにお墓の掃除をすることができて、本当に良かったです。
本当に皆様に感謝しております。




鴨川を見るとやはりほっとします。


2002年に出て来てから初めて鷺ノ森神社を歩きました。(生家の近くです)母の晩年には、タクシーで通ってもらったことはありましたが、歩くのは久しぶり。商店街はとても変わっていましたが、この辺は全然変わっていませんでした。


みよしで長浜ラーメンも食べましたよ。

11月からは、ようやく沖縄も時短要請が解除され、久し振りの方々のお顔も拝見できるようになりました。



ホールでのライヴも観られるようになりました。

最近のおミクロンの影響で、もしかしたら来年また多少の行動制限があるかもしれませんが、個人的には、長いトンネルの先に光が見えた2021年の暮れ。
来年は職場も私的にも忙しくなりそうですが、自分のやらなければならないことが決まっているので、1つ1つ前に進んで行きたいです。

今年の年越しそばはボトルネックそばで。



どうぞ皆様もよいお年をお迎えください。


  

Posted by うみかじ at 21:21Comments(0)日記

恩納村瀬良垣の「ペンションほろほろ」さんにお泊りしました

2021年02月21日



コロナ禍になって1年あまり。一昨年の12月に母の四十九日で京都に行って以降、沖縄本島から一歩も外に出ていません。こんなことは初めてです。母のお墓参りも出来ず、お友達にも滅多に会えず、私自身も煮詰まってきました。そこで、沖縄本島内のどこかにお泊りしたい!と色々探した結果、素敵なペンションを見つけました。

沖縄では、1月20日から2月28日まで沖縄県緊急事態宣言が発令されています。そんな中、沖縄コンベンションビューローは、2月10日から2月28日まで、県内宿泊施設緊急プロジェクト「同居家族でStay Hotel」事業を実施しています。
「緊急事態宣言下において、健康観察をしっかりと行いながら、感染防止対策のとられた県内の宿泊施設において、心身のリフレッシュを図るため」、「沖縄県民を対象に、個人及び同居家族の利用に限り、宿泊施設での滞在を基本とした1泊2食付宿泊商品代金の補助」するということです。
でも、対象施設はほとんどがホテルで、私は母との思い出のホテルは辛くて行けないし、リゾートホテルに独りで泊まっても淋しいだけです。
そこで、見つけたのが、ペンションほろほろさんです。Stay Hotel事業には登録されていませんが、そんなことはどうでもいいのでーす。
内地で就職された本部町出身の奥様が、三重県鈴鹿市出身の御主人と御結婚され、奥様の定年退職を機にUターン、ご夫婦で始められたペンションは今年8年目。
ペンションのホームページで紹介されている動画、2016年7月23日放送の「人生の楽園」を観て、ここだ~!!と決めました。(動画はこちらです)


ペンションは、58号線より少し東側の高台に上がった所にあります。

お部屋は、ツイン(洋室)1室、和室1室、シングル(洋室)2室の計4室です。ペンションを始めようと新築されたので新しく、シングルだからといって狭くならないようにとこだわって設計されたそうで、私はシングルのお部屋に泊まりましたが、広い!そしてとってもきれいです。





ウェルカムドリンク(手作りのシークヮサージュース)が美味しい!


2018年に「ハイアット リージェンシー瀬良垣アイランド沖縄 」が建つまでは、向こう側にはずっと海が見えたそうです。この写真だとわかりにくいですが、向こうには伊江島タッチューが見えます。

夕食は19時ということで、周辺を少し散歩しました。

瀬良垣公民館が近くにあります。


瀬良垣漁港も近いのですが、時間が17時前になっており、「閉門は17時で、それまでに移動していない人の責任は持たない」というようなことが書いてあったので、入るのをやめました。


伊江島タッチューが見えます。


ハイアット リージェンシー瀬良垣アイランド沖縄も近いので、入って行って、ビーチを見ました。2~3人の人とすれ違いましたが、ビーチには誰もいませんでした。
あと、写真は撮っていませんが、もし観光で来られてお土産物を買いたい場合は、しばらく歩くと御菓子御殿恩納店さんがあります。

さて、待ちに待ったお食事の時間になりました。夕食は、メインメニューを3種(アグー豚のしゃぶしゃぶ・本部牛のハンバーグ・お魚のマース煮又はアクアパッツア)から選べるのです。私は楽天トラベルで予約したのですが、「他にお客さんがおられたら同じもので。なければしゃぶしゃぶをお願いします」とリクエストしていました。この日の宿泊は私だけでしたのでしゃぶしゃぶを頂きましたが、奥様お一人でご用意されているのに、複数の宿泊があってバラバラにオーダーされたらさぞかし大変だろうなぁと思います。


「7時になったら降りてきて下さいね」と言われていたのでダイニングに行くと、美味しそうなお料理が並んでいました。写真にはありませんが、この後、熱々の人参シリシリーや、ナーベラーの味噌煮も頂き、「御飯とお味噌汁もありますよ」と言われましたが、とても食べきれないので、御飯とお味噌汁は遠慮してしまいました。
「コーヒーとデザートもありますよ」とのこと、デザートのアイスクリームは別腹で頂きました!本当に美味しくて大満腹です。ご主人は菊の露がお好きとのこと、コロナが終ったらぜひお酒もご一緒したいですね。お食事の際に、オプションメニューで泡盛・ビールもありますよ。


ニガナの白和え。懐かしい味です~!向こう側にはメインのあぐーしゃぶしゃぶが。


新鮮なお刺身!そしてトマトと生ハムとアボカドのサラダです。美味しい!


恩納村名産の海ぶどうもてんこ盛り。


奥様手書きの可愛いお品書きです。

お食事の時に、離れた席に座って話を聞いて下さる、人生の先輩のご夫婦とお話も出来て、私はこれもすごい楽しみにしていたので、とても嬉しかったです。
明るくて気さくなご主人、そして奥様は産業保健師&産業カウンセラーでいらっしゃった経歴から、色々話を聞いて下さり、私のとりとめのない話にも、「色々な人生のお客様がいらっしゃるので、私も勉強になるし、人生の幅が広がります」とおっしゃって下さって、心もお腹も満たされました。

夜は、2階のお部屋でゆっくりです。テレビもユニットバスもエアコンも完備。空気清浄機もWi-Fiもあります。私は持参した入浴剤でゆっくりお湯につかりましたー!

朝食は8時です。前日の夕食時に、和食か洋食かを聞かれ、朝は和食派の私は、迷わず和食と答えました。8時になったので降りて行くと・・・。

色鮮やかな手料理の数々が・・・!!ドラゴンフルーツミルクもとても綺麗ですね。
「こんなに朝から作るの大変でしょう!?」とお聞きすると、「昨日から仕込んであるから大丈夫」とのことですが、いや~この煮つけの美味しそうなことよ!(すごい美味しいです)
奥様の一押しは、右手手前にあるオオタニワタリのおひたしだそうです。瀬良垣には野草として生えているけれど、新芽しか食べられないので、見つけたら採るけれども少ししか手に入らない、貴重なものだそうです。
オオタニワタリって、天ぷらでしか食べたことがなかったですし、それも八重山料理屋さんくらいしかないと思うので、初めて頂きました、オオタニワタリのおひたし。美味しかったです。

朝食はこれだけではありません。下記のように、御飯とお味噌汁、そして写真にはありませんが、食後のコーヒーも頂けます。


お味噌汁は、ご夫婦が長く愛知県暮らしされていた関係で、昨晩「赤だしはどうですか?」と聞かれたので、ぜひ、とお願いしました。近年、お寿司屋さんくらいでしか頂けない赤だしのお味噌汁ですが、優しいお味で具だくさん。温まりましたー!
てぃーあんだなお料理の数々、ごちそうさまでした。


ペンションほろほろさんには、オリジナルのシークヮサーマーマレードやピクルスがあります。
恩納村や大宜味村の道の駅や、公式ECショップでも売られていて、平成元年度の「恩納村お宝認定審査員特別賞」を受賞されたそうです。
私は、マーマレードを購入させて頂きましたが、手土産を持参したお返しにと、試作品の紅イモジャムを頂きました。ありがとうございます!


あっという間にチェックアウトのお時間となり、ペンションの前で記念撮影。
素敵なご夫婦の笑顔に、本当に癒されます~!すっかりリピーターを決意していざ那覇へ。帰宅の日は快晴で、真っ青な海を見ながら帰りました。


途中、おんなの駅 なかゆくい市場に寄って、安くて新鮮な野菜をたくさん買って帰りました。


帰宅して、早速紅芋のジャムを。紅芋はすりおろされていて、シークワーサー果汁とミックスしてあるので、酸味のあるフルーツジェルのようで、さっぱりしてとても美味しいです。この後、無糖のヨーグルトにかけたり、パクパク頂いてます。
帰ってきたけど今度はいつ行こう?と考えている私です。
  

Posted by うみかじ at 12:54Comments(0)日記食べ物・お店

2020年もあと僅かです。本年も大変お世話になり有難うございました。

2020年12月30日


(これは今年5月6日に撮影した梯梧(デイゴ)の花です)

思いもよらず突如コロナの世界に突入した2020年も、明日が大晦日となりました。
皆様本年も大変お世話になり、本当にありがとうございました。
この1年は色々と苦しかったですが、色々な方に助けて頂きました。そして年末になり、やっと、来年の抱負や課題や展望が見えてきたところです。
それでは今年を少々振り返ってみたいと思います。

昨年10月に母を亡くし、年が明けて今年1月はまだコロナ前で、心優しい職場の先輩たちにお声がけ頂き、串屋さんで会食、も出来ていました。



母が亡くなった1週間後に焼失した首里城にも行きました。


久し振りに北部まで車を走らせたりもしました。
東村高江です。


そして、私が那覇に来てから3代目の愛車(ワゴンR、エッセに続き、アルトです)を、1月末で手放しました。



通勤に車は必要ありませんし、母がいなくなった今、車を持つ必要性もそれほどなくなったからです。というより、ある方が便利なのですが、月極駐車場が1か月11,000円、保険、車検、修理(よくバンパーをこする)、ガソリン、自動車税、洗車、コインパーキング料金・・・維持は厳しいと思い至りました。
車を持っていた頃は、どんなに近い所も車に乗っていましたが、今は、片道徒歩45分の所でも頑張って歩いたりしています。
おかげで、車に乗っていた頃は眺めなかったような季節の風物を目にすることができます。


2月の緋寒桜です。

そしてこの頃から、沖縄にもコロナの影が忍び寄るようになりました。
私は家で、母の遺品整理だけでなく家中の整理と、断捨離をしました。


京都の生家から持って来た、家紋のお盆と風呂敷が出てきました。どうやら両親の結納か婚礼の際に使用したようです。
父方の叔父に引き取ってもらいました。

コロナ禍でしたが、浜下りの日は、友人のお店「栄町ボトルネック」の20周年なので、お祝いに駆けつけました。


オーナー夫婦、店主、料理長にサインしてもらった、ボトルネックのオリジナル20周年記念ボトルです。


千里さんもいらしてました。

そして4月7日からは、母の遺した俳句を紹介するブログ「母の俳句~母が遺していったもの~」を開設。少しずつ追加していきました。
ブログは、新しく追加すると、先に書いたものはだんだん下に下がっていき、トップには最後に書き込んだものが表示されてしまうので、年代順の目次を作成し、クリックすればパッと開くようにしました。最終更新は7月29日です。
よろしければどうぞご覧下さいませ。



コロナ禍でも春の時点ではまだ、家にこもることを頑張っていたのですが、夏頃には心身ともに落ち込んで、コロナ鬱のようになってしまいました。長い夏でした。
秋になり、このままではいけない、と思い始めました。時々、会食以外の外出をするようになりました。
那覇市のまちまーいに参加して、ガイドさんの説明を聞きながら街歩きをしたり、カーシェアで、宜野湾の佐喜眞美術館に行ったり、糸満の市場:いとまーるや、お友達のお店「海猫商店」さんに行ったりしました。


金城町の石畳です。




瑞泉酒造近く、首里城継世門です。



カーシェアは、一番小さいクラスの車種だと、保険を付けて、4時間で4千円くらいです。
時には車を運転して出かけました。


宜野湾市の佐喜眞美術館です。
2020年10月15日~1月11日まで開催中の「疫病退散祈願!祇園祭絵巻 田島征彦 型染と絵本原画展」に行きました。


佐喜眞美術館にいらしたら、ぜひ屋上展望台に上がって見て下さいね。隣の普天間飛行場を見渡せます。


糸満に行った日は、快晴でした!


可愛い猫ちゃんグッズや、紅型小物等がとても素敵な「海猫商店」さん。


店主の泉さんです。



外間琉舞衣裳店」さんにて。3年くらい浴衣も来ていないので、来年の夏には浴衣を着てどこかに行けるといいなぁと思います。
それではどうぞ皆様も良いお年をお迎え下さいませ。
  

Posted by うみかじ at 21:45Comments(0)日記

無料配信イベント「薬師寺 音の処方箋コンサート/幸せの周波数528Hz」

2020年11月02日

岡本博文さんといえば、ジャズ、ラテンジャズ、ジャズフュージョンの超絶ギタリストでいらっしゃるのですが、私が初めてお目にかかったのは、京都・河原町三条上ル東入ルの「meson de piano Sesamo」というSpanish Barの生演奏でした。私が当時通っていた、An Music School京都のギター講師でいらっしゃったり、京都のLIVE SPOT RAGでお見掛けしたりもしていました。

近年、20ん年ぶりに岡本先生と再会させて頂いたのは、名城公子さんの里帰りコンサートのサポートで、佐伯準一さんと来沖なさった時でした。
そして。
現在、取り組んでおられるのが、1秒間に528回の振動数を持つ周波数528Hzでの演奏
「528Hzの演奏はストレスを軽減させ、心体の不調をなくすことから『平和の周波数』と呼ばれ、育児や介護現場での活用も期待されています。医学面の研究から528Hzを含む音楽を聴くと、唾液の分泌が高まったり、体温が上昇したり、心臓や血管がより安定するなど注目されています。」のだそうですよ。


岡本博文さんと永魂さんの528hz音楽のアルバム「528 Seasons」です。

そして来月12月13日には、あの、奈良の薬師寺の食堂(じきどう)にて、ピアニストの永魂(ACOON HIBINO)さんと演奏された音楽を、薬師寺の姿を織り交ぜた美しい映像と共に、YouTubeで無料配信されるのだそうです。
配信を観られるのは、2020.12.13(日)の11:00から72時間限定とのこと。
将来的にはDVDになる予定だそうですが、それに先駆けての配信だそうです。音楽だけでなく、映画監督、森本遊矢さんが手掛けられる映像も素晴らしいものになるとのことですよ。
また、今回は特別ゲストとして、フランス発祥の〈コーポリアルマイム〉の伝統を受け継ぐダンス=ユニット「タリナイナニカ」が参加されるそうです。





*******詳細は下記ごご覧ください(岡本博文さんのSNSより)**********

映像無料配信イベント
「薬師寺 音の処方箋コンサート/幸せの周波数528Hz」

2020年12月13日(日)AM11:00~72時間

配信URL: https://youtu.be/7PbxXdJjl3A

こちらのチャンネル登録もお願いします。
https://www.youtube.com/channel/UCQ_8EAPYfbpNGVTnGO30u5A

出演:永魂(ピアノ)a.k.a.ACOON HIBINO 、岡本博文(ギター)
特別ゲスト出演:タリナイナニカ(ダンス パフォーマンス)

ライブ中継でない。こだわりの映像&音楽を、こだわりのクオリティーで無料配信。
映像は、NHK WORLDにて160カ国以上で放送される「Journeys in Japan」などを手がける映画監督、森本遊矢。
録音には、少年ナイフ、ボアダムズなどを手がけた林 皇志。こだわりの映像を72時間限定でお送りする企画です。

撮影場所: 薬師寺 食堂(じきどう)
※内部一般公開は年に数回の貴重なロケーションです。
制作: 幸せの周波数528Hz音の処方箋コンサート実行委員会
制作スタッフ: 森本遊矢(映像)/林 皇志(録音)/高田恒浩(幸せの周波数528Hz音の処方箋コンサート実行委員長)
撮影協力: 薬師寺(奈良) /ポスター題字:倶好/
配信元: 永魂メディカルミュージック株式会社
お問合せ:info@seedmaster.net
コンサート詳細は、https://528hz.co.jp/2020/10/06/20201213/


「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産に登録された薬師寺。
その本尊である薬師如来像は1300年もの間、現世の苦しみを取り除き、世の中の安泰をつかさどり、心と体の病を取り除く仏様として人々から信仰されてきました。
その薬師寺の食堂(じきどう)にて、心と体を整える幸せの周波数といわれる528Hz で奏でる音楽をピアニストのACOON HIBINOとギタリストの岡本博文が演奏いたします。
今回は528Hzの音楽の力で、コロナ禍で疲れた人々に少しでも心を癒せるひとときとして、一日も早いコロナ終息の願いを込めて、薬師如来像をもつ薬師寺から世界中の皆様に向けて音楽と映像を配信する特別企画です。
人々の幸せを心より願いながら、しっとり染み入るような音楽を二人の有名音楽家が世界中の人々にお届けします。

*幸せの周波数528Hzとは?
528Hzとは、1秒間に528回の振動数を持つ周波数を指しています。
平均律を使用している音楽の場合、現在の世界基準として使われている[A(ラ)]=440Hzを根本にして音程をつくりますが、その調律では永遠に528Hzの音は現れません。
今回のコンサートでは、独自の方法で528Hzに調律したピアノ、ギターを奏でます。豊かな倍音に包まれた今までに聞いたことのない音の世界が広がります。
528Hzの演奏はストレスを軽減させ、心体の不調をなくすことから「平和の周波数」と呼ばれ、育児や介護現場での活用も期待されています。医学面の研究から528Hzを含む音楽を聴くと、唾液の分泌が高まったり、体温が上昇したり、心臓や血管がより安定するなど注目されています。

************************************************************

さて、余談ですが。


一番上が、岡本博文さんのインディーズ時代のバンド、真ん中は、村上ポンタ秀一さんプロデュースのソロデビュー作、一番下は、昨年リリースされたOkamoto Islandのライヴ盤です。
懐かしいなぁ。

  

Posted by うみかじ at 15:24Comments(0)Live,公演など

京都の「mesòn de piano Sesamo」新HPができたそうです!

2020年04月21日



京都・三条河原町一筋上がる東入、花政さんの向かいの地下1階にある、「mesòn de piano Sesamo」さん。
私がハタチくらいの時からもう30年余りお世話になっているBarです。
スペイン・マドリードにある老舗Bar「Las Cuevas de Sesamo」の姉妹店です。
新しいホームページが出来たそうですので、ご紹介致します。
https://sesamo-kyoto.webnode.jp/

通常は、18:00~26:00の営業なのですが、現在、新型コロナの緊急事態宣言によって、15:00~20:00のテイクアウト販売の営業となっているそうです。
セサモのタパス、美味しいので、おうち飲みの時にいかがですか?

Take out Menu
・ハモンセラーノ(生ハム) 600円  
・スペインオムレツ  500円
・チョリソー(熟成サラミソーセージ) 500円  
・セロリ南蛮漬け  500円
・ポテトのアリオリソース(ニンニクマヨネーズソース) 500円 
・羊のマンチェゴチーズ 600円 
・オリーブ2種類 600円
・アンダルシア大粒干しぶどう 500円 
・自家製ガーリックトースト 500円
・自家製鶏レバーパテ 500円 
・イワシの酢漬け 600円
・自家製オイルサーディン 500円 
・ムール貝の唐辛子オイルマリネ 500円
・鶏もも肉オーブン焼き 600円 
・ラム肉のモロッコ風 600円
・アロス(スペイン炊き込みご飯) 
 魚介のアロス 鶏のアロス 各600円
・ショートパスタオーヴン焼 700円


詳しくは、Sesamoのサイトをご覧ください。
https://sesamo-kyoto.webnode.jp/

  

Posted by うみかじ at 13:59Comments(0)食べ物・お店

母の遺した俳句のブログを作りました。

2020年04月07日

母の遺した俳句のブログ、「母の俳句~母が遺していったもの~」を開設しました。
そちらの方で、俳句をご紹介していく予定です。よろしければどうぞご覧くださいませ。
  

Posted by うみかじ at 20:12Comments(0)ごあいさつ日記

2019年、大晦日です。大変お世話になりありがとうございました。

2019年12月31日

2019年の大晦日、もうすぐ年が明けようとしています。
皆様には本年も大変お世話になりまして、本当にありがとうございました。

昨年の12月21日の年末ご挨拶ブログの際に、「本年は母が2月と7月に入院しました。しかし後半は安定していたので、来年もこのままキープしてほしいなぁと思っております。」と、書いておりました。
実はその直後、昨年12月24日に母はインフルエンザで発熱し、12月25日から今年1月6日まで、ちょうど年末年始の間、入院していました。
近年、肺炎で年に2度ほど入院するペースになっていましたが、今年の年始の退院後は、いつもにも増して寝たきり状態が長く、このまま寝たきりになってしまうのかなぁと思いました。
しかし、初詣に行こう!そして、2月28日に予定しているトーカチ(米寿祝)の衣装を見に行かない?と励まして、起き上がるように・・・。そして。


なんみん(波上宮)へ初詣です。いつもは何とか階段も上がっていたのですが、今年は初めて上まで車で行きました。


波上宮の向かいにある神宮會館さんで、米寿祝の衣装を見せました。綺麗な着物やドレスを見せると、「これ!」と選んでいそいそと合わせていました。こういうのはやはりいいですね!テンションが上がるのですね。
この月からは、ケアマネさんが見つけてきて下さった、若狭公民館の「童謡と唱歌を楽しむ会」にも月2回で母と参加させて頂くようになりました。


2月28日に、母の米寿のお祝い(沖縄ではトーカチと言います)をしました。詳しくは、リンクをクリックしてご覧になってやって下さい。出席して頂いた皆さんにとても良くして頂いて、母は本当に嬉しそうでした。


お色直しもしましたよ。


春先は、3か月連続で母を旅に連れて行きました。
3月12日には、湘南台在住の従妹(母の姪っ子さん)夫妻と一緒に、鎌倉に泊まりました。とてもよいお天気で、楽しく穏やかな思い出です。
私はこの時すでに、神経痛なのか何なのかよくわからない痛みがありましたが、帰ってきたら、生まれて初めての帯状疱疹になりました。
人の話を聞くと、私のは軽いほうだったと思いますが、痛いのも痛いうえに、ピークの時は、歩こうと思っても足が前に出ない程の全身のしんどさがあり、会社を一日も休まずよく行けたなぁと思います。それでもちょうど旅と旅の間に何とか落ち着いて・・・・。


4月17日には、犬山在住の叔父さん(母の弟)家族に会いに行きましたよ。叔父さんがとても喜んでくれて、二人の笑顔が目に焼き付いています(写真もありますが、非公開とさせて頂きます)


2019年8月31日で営業を終了した、名鉄犬山ホテルさんに宿泊しました。温泉もあっていいお宿だったのに残念です。


5月8日には京都にお墓参り行きました。そして、かねてから(京都に行ったらつえ屋さんに行って、母の気に入る素敵な杖を買って、何とか杖を持ってもらおう!)と思っていたので、つえ屋新京極店さんに行きました。
週末だけ面白い恰好をしてお店に立たれる店長さんが、私がお店の前で写真を撮ると言ったら、「ちょっと待ってて下さい。変装してきますから!」と、平日なのに大サービスで、わざわざ顔まで塗って一緒に写真を撮って下さいました。
母は、「杖は持たない。」と、ずっと持ってくれなかったのですが(普段は私が手をつなぐので)、この時買った上等杖をとても気に入って、デイサービスにも持って行ってくれるようになりました。ただ長いこと慣れなくて、杖を持ち物にしてしまって、なかなか支えするには日にちがかかりましたが(笑)。


京都に来るといつも会っている俳句仲間のSさんとお食事もできました。


6月27日には、母にショートステイにお泊りしてもらい、2泊で波照間に行きました。8年ぶりでした。美しいニシハマの海です。


28年程前に初めて行って以来お世話になっている、モンパの木のご夫婦にも会えました。


7月21日には、参院選にも行きました。私も母も、投票に行かなかったことはありません。


私が休みの日は、一緒にホテルランチにもよく行きました。これは8月2日、ムーンオーシャン宜野湾ホテルさんでランチです。西海岸通りが出来たので、こちらのホテルもちょくちょく行っていました。


8月20日には、一泊で宮古島にも行きました。夏場は内地が猛暑で母には過酷すぎるので、内地に向かって行くのはやめて、伊良部大橋を渡りに行きました。ブログにも書きましたので、リンクからご覧下さいませ。


これは8月23日、ちょっと足をのばして、コスタビスタへランチをしに行った時のものです。


母は、9月18日夜に高熱のため入院し、10月23日20時00分に永眠致しました。満88歳でした。
トーカチでは皆様から温かい祝福を頂き、よもや半年後に別れが訪れるとは思いもしませんでしたが、病になす術なく帰らぬ人となりました。
母は戦時中、大阪で焼夷弾の降る中を生き延び、京都で伴侶と出会い、姑、長女、夫を看取り、二女の我が儘を許して72歳で沖縄県那覇市に居を移し、波乱の人生でしたが、長女を亡くしたこと以外は、いつも自分の信念に基づいて後ろを振り向かない、天晴れな母でございました。
10月27日に京都の檀家となっているお寺さんで告別式をし、12月10日に四十九日と納骨を済ませました。
母の生前中は大変お世話になりまして、皆様本当にありがとうございました。


これは、2016年12月5日母の誕生日企画として、「二人で着物で記念撮影&ランチ」をした時の写真です。この時、写真館で撮った写真が、母の遺影となっております。
もう母のことをご紹介できなくなってしまい、とても悲しいのですが、来年は考えていることもありますので、また違う形でご紹介できればいいなと思っております。
皆様もどうぞよいお年をお迎え下さいませ。
  

Posted by うみかじ at 20:30Comments(4)ごあいさつ今日は何の日日記

夏に伊良部大橋を見に行きました。

2019年12月28日

今年の夏、8月20日でしたが、母と一泊で宮古に行きました。
夏は内地は猛暑過ぎるので避けて、行ったことのなかった伊良部大橋を渡ろう!と企画しました。



母は過去に宮古へ2度連れて行ったので、今回は3回目です。
あいにくのお天気でしたが、幸い、橋を通る際は降りませんでした。


全長3540mは、非常に渡り甲斐があります。




伊良部そば かめ」さんにて昼食。お出汁が効いて、ものすごく美味しかったです!


お宿は、平良港近くの「ホテルアトールエメラルド宮古島」さんです。ホテルの窓からも、遠くに伊良部大橋が見えました。


夕食は、ホテルのすぐ近くにある「海の幸」さん。


マース煮定食、お手頃価格なのに豪華で美味しかったですよ!


母も美味しいと言って頂いていました。

ホテルから少し歩くと、パイナガマビーチがあります。その斜め向かいあたりに、「Palo borracho(パラ ボラッチョ) 」さんがあります。



昔、京都でPagogeというBarをなさっていた、まっつんさんが宮古にオープンしたお店です。




一泊でしたが、母に気分転換をしてもらえたかな?お土産は銘菓「久松五勇士」です。
この旅行が、母の最後の旅となりました。  

Posted by うみかじ at 21:33Comments(2)日記

8年ぶりに波照間の旅

2019年08月24日

去る6月27日から2泊3日で、8年ぶりに波照間島に行ってきました。バタバタしているため今頃ブログにアップしていますが・・・。
母が高齢になり、一人で置いて出られない、と思って離島に長年旅していませんでしたが、近年デイサービスに、そしてショートステイにもデビューしてくれたので、「今年は波照間に行く!」と年始に決めて実行しました。8年ぶりです!



路線バスを白保で途中下車して、勤王流八重山舞踊保存会無錆之会 会主 川井民枝先生が営んでおられる民宿「たぁづぐやー」さんにお伺いし、民枝先生にご挨拶。




民枝先生、素敵な笑顔でいらっしゃいます!


民宿の斜め前に、民枝先生と、お弟子さんの宮良訓子先生の道場があります。

民枝先生に、山里勇吉先生のお墓参りに行きたいとお話したら、すぐさま「これから一緒に行きましょう」とおっしゃって下さり、車で連れて行って下さいました。民枝先生のおかげで勇吉先生の墓前で手を合わせることができました。民枝先生、ありがとうございました!


さて、高速船の時間まで余裕があるので、少し白保の海を見に行くことにしました。


真謝井戸の前を通って海へ・・・。




久しぶりの白保の海です。

石垣港に着き、事前に予約しておいた高速船のチケットを購入しようとしたら・・・。


なんと、私が乗る予定の便だけが夏至南風(カーチーバイ)のため欠航!島々の中で、波照間の、この便だけですよ!!
波照間へはこの時期3便しか出ておらず、この日はあと、15時半の3便しかなかったのですが、次の便が運航するかどうかは14時過ぎないとわからないというので、仕方なく時間をつぶすことに。
徒歩15分くらいの所にあるおそば屋さんに向かいました。歩いている間は大丈夫でしたが、この日は梅雨明け直前でお天気が悪く、お店に着いてからどしゃぶりに。




来夏世(くなつゆ)」さんの八重山そば、美味しかったです!
また歩いてあやぱにモール・・・もとい、ユーグレナモール内の山田書店さんで、郷土本を買ってから、港へ。無事3便は出発しましたが、普通だと小一時間で着くのに、この日は向かい風で1時間半程かかってしまいました。着いたら夕方なのでした・・・。


8年前に初めてお世話になったお宿、「あがた村」さん。
オーナーの東田さんがすべて手作りで建築されたお宿です。






きれい好きできちんとなさっているオーナーですので、多少の守るべきマナーがあります。

この日は疲れてどこにも行かず、寝てしまいました。
翌日。
あがた村さんではレンタサイクル(有料)がありますが、なんと全てマウンテンバイク!ママチャリしか乗ったことのない私は、ギアの使い方や乗る練習まで面倒みて頂いて、いざ島内へ。一便の高速船を見送りに行ったり・・・






ペンション最南端さんへ、オーナーの秀二さんに挨拶に。食堂の窓からニシハマがオーシャンビューで、素晴らしい眺めでしたよ。
ペンションの横の道からニシハマに降りられるのですが、すっかり道が整備されていました。






ニシハマの海です。


そして昔のように自転車で島内一周・・・!


波照間小学校です。


最南端にも行きました。



しかし・・・。ちょっとした坂がある度、降りて歩き、



もう、足が動かない・・・。島を半周もしていませんが、行き倒れる予感が・・・。「集落」の矢印に従って島の中心へ向かいます。島へ戻るのはなぜ上り坂なのでしょう~!

何とか集落へ戻り、たまたま通りかかったお食事処でおそばの昼食を。


ぶどぅまれー」さんです。
ずっとパーシャクラブのCDが流れているので、お会計の時にお店の女子にお聞きしたら、奥にいらした女将さんが「私、白保出身よ。」とおっしゃるのでお話していたら、勇吉先生の姪っ子さんで、八重山舞踊 勤王流 惠の会 会主 山里恵子先生の幼馴染さんだとわかり、更にお話がはずんだのでした。


今回の波照間の旅のメインの1つに、1993年3月に初めて波照間島に行ってからずっとお世話になっている、「モンパの木」の角軒夫妻にお会いすることがあり、今回もお宅にお邪魔して色々お話して、励まされました。初めてお会いした時、ご夫婦は40代で私は20代、でしたねぇ・・・。

この夜は、東田さん(兄)とヘルパーのさっちゃんさんに、私たち宿泊客は星空観察に連れて行って頂き、全く街灯のない島の農道にゴザを広げて、プラネタリウム職員さんよりも詳しそうな東田さんの解説のもと、生の満天の星を眺めたのでした。


あがた村の皆様、ありがとうございました。


あがた村さんのダイニングから見えるバナナの木。


港へ行く間にも、東田家のバナナ畑に寄ってバナナを見せて頂き、ありがとうございました。


帰ってからも忙しいため、波照間は3日目の朝の便で離れたので、今回、波照間滞在時間が実質1日半くらい。あっという間の旅でしたが、また元気でいつか行きたいと思います。
  

Posted by うみかじ at 19:52Comments(0)日記

母の米寿祝い

2019年02月28日


先日の県民投票の日、波上宮隣りの神宮會館にて、母のトーカチ(米寿祝い)を致しました。


親戚は沖縄に一人もおらず、遠隔地からわざわざ来てもらうわけにもいかないので、このような祝宴は行わないつもりでしたが、昨年弟子仲間のTさんに勧められ、やっぱりしようかな、という気持ちが生まれました。
でも、親戚でもない方々に時間を作ってご足労頂くことに躊躇し迷いましたが、やった方がいいよ、と言って下さる方々に背中を押されて決心しました。それなので、米寿祝いは本当は数え88歳でするものですが、満88歳でのトーカチとなりました。
皆さん、それはお祝いしなくちゃ、と二つ返事でお越し下さり、余興のお願いをした方々にも快くお引き受け頂きました。本当に感謝しております。


当日の司会は私が行いました。当日までには、母の衣装選びや会場との打合せ、招待状や席札・プログラムの作成、司会の台本作り、BGMの準備、笛や唄三線の練習等、まるで小さな披露宴を仕切っているような感じでした!



幕開けの「かぎやで風」は、舞踊・地謡とも弟子仲間が披露してくれました。正確には、舞踊は宮城流優舞の会 宮城能舞琉舞研究所のお二人(三線と両方お稽古されています)、地謡は八重山音楽安室流室山会です。私も司会席から走って行って笛で参加しました。




私が司会なので、両手を支えないと足元が危ない母を、入退場時、先輩が介添えして下さいました。


母の88年の人生で、初めてのかんぷー・琉装姿です。


献杯の儀式(あやかりの盃)では、母がお世話になっているケアマネージャーさんやデイサービスの介護福祉士さんにお手伝い頂いて、5名の方に、母からお酒とお塩と昆布をお受け取り頂きました。
この後、一旦お色直し退場して、会場外で早着替え(実は琉装の下にドレスを着ています)。


かんぷーしていた頭は、代わりに帽子をかぶせて、再入場!


娘が言うのもおこがましいのですが、なかなか素敵じゃありませんか?


そして、非常に手前味噌なのですが・・・、母への思いを込めた歌詞の「とぅばらーま」を歌わせて頂き、母に花束贈呈しました。


今回の祝宴は、前半に一連の儀式や余興、後半はお食事とゆんたくタイム、という構成にしました。この前半のトリを飾る素晴らしいゲストは、新良幸人withサンデーさんです!



初めて拝見した1993年の「南風の宴」からお二人の大ファンで、私が1994年に那覇で1年一人暮らしをした頃から親切にして頂いて、今回もお忙しい中、快くお越し下さり、本当に私たちは果報者です。2002年に母と転居した頃には、幸人さんご一家と非常にご近所さんだったので、母のこともご存じでいて下さって、今回は奥様のN子さんとお嬢様のTちゃんもお越し下さいました。N子さんには母のことで相談にのって頂いたりケアマネさんを紹介して頂いたりして、常々お世話になっています。

全部で21名(4テーブル)の会場なので、サンデーさんはステージ上で、幸人さんはテーブル席の一角でなんとマイクを使わず歌って下さいました。
曲目は、「祝節」・「あやかり節」(照屋林助さん作)・「月ぬ美しゃ」・「満天の星」。
他に考えて下さっていた曲もあったそうなのですが、私のリクエストに応えて、「月ぬ美しゃ」を歌って下さいました。「THE SHOW CASE NAHA 1994」にも収められている、大好きなこの曲。この日来てく下さったTちゃんにも縁のある歌だと思ってリクエストしました。歌って下さり、本当に嬉しかったです。心に染みる唄と演奏の贈り物、本当にありがとうございました。



母は、この日食欲旺盛で、琉装からドレスに着替え、ひな壇からテーブル席に移ってから、モリモリ食べていました。
昨年末のご挨拶ブログに、「今年は前半に2回入院したが後半は落ち着いていた」というようなことを書いたのに、クリスマスイブから発熱してまさかのインフルエンザと持病併発、年明けに退院してから長らく、食事以外は眠り姫で何もできず、このまま寝たきりになるのかと心配しましたが、ここまで元気になって本当に良かったと思います。
トーカチでは皆さんに大切にして頂いて、母も幸せなひと時を過ごさせて頂きました。


ご出席下さった皆様が、母のためにご協力下さり、皆様のおかげでつつがなく会を終えることができました。
母に刺激を与えるために皆様を巻き込んで、私のわがままを実行させて頂き、本当にありがとうございました。


記念品の母の名入り一合瓶と、手土産にして頂いたふくぎやさんのバームクーヘンです。


母は今、お花に囲まれて暮らしております。
  

Posted by うみかじ at 03:12Comments(0)ごあいさつ日記

平成30年を振り返って

2018年12月21日

本年もあと11日となりました。この時期になって、年末の雑事を全くしていない!昨年にも増して冷や汗ものの年末となっておりますが、本年を振り返ってみたいと思います。
まず、ブログですが・・・。本年は、今回含め2回の更新でございました。それにしても早かった1年です・・・。


本年も、母中心の1年でございました。持病の関係で肺炎のような状態になり、本年は母が2月と7月に入院しました。しかし後半は安定していたので、来年もこのままキープしてほしいなぁと思っております。


あれほどデイサービス系のものを拒否していた母ですが、1度目の退院の後、行ってもいいと言ってくれて、那覇市の事業で、3時間少人数で体操をするという「地域リハビリ教室」に母も参加させて頂きました。基本3か月という期限付きのものでしたが、とてもいいリハビリ教室だったと思います。母も無事卒業してくれました。その後、お友達にケアマネさんを紹介して頂き、週1でデイサービスに通ってくれています。


本年は、悲しい訃報も多かった年でした。
2月9日には、私の師匠の師匠である、八重山音楽安室流室山会の名誉会長でいらっしゃった、山里勇吉先生が満92歳で亡くなりました。太陽のようなお人柄で、のびやかでおおらかな素晴らしい歌声をお持ちの唄者でいらっしゃいました。





近年の思い出を少し・・・。

むろやま交流会 歌碑めぐりバスツアー2014」(2014年09月24日)

沖縄県社会福祉協議会「第17回芸能チャリティ公演」が行われました」(2014年11月12日)

勇吉先生の研究所の初興しに伺いました。」(2015年01月14日)



8月8日には、沖縄県知事でいらっしゃった、翁長雄志さんが膵がんのため、67歳で亡くなりました。本当に衝撃で悲しい訃報でした。翁長前知事の最後の記者会見の映像はこちらです。亡くなる12日前でした。
rget="_blank">翁長知事の記者会見、コメント全文 埋め立て承認撤回を表明(2018年7月27日/沖縄タイムス)」
現在は、9月30日に行われた沖縄県知事選で玉城デニーさんが、自民党と公明党が推した前宜野湾市長に約8万票の差をつけて当選し、翁長前知事の遺志を継いで県民のために奮闘して下さっています。
しかし、先日は、辺野古の海に土砂が投入されました。近年現場にも全く行っていない私ですが...。
どうぞ皆さま、こちらをご覧下さい。こちらの文章と、たった15分の動画をご覧になって下さい。

埋められたのはこの国の未来~辺野古の海に土砂投入」(三上智恵さんの「マガジン9」より)


話は変わりますが、本年の唄三線は・・・。


八重山音楽安室流室山会は、勇吉先生亡き後も、金城盛長会長のもと、毎月のむろやま研修会も欠かさず、活動を続けております。



勇吉先生のライフワークだった、社協チャリティ公演は、本年も変わらず開催されました。



控室では勇吉先生が見守って下さいました。

10月12日には、勤王流八重山舞踊保存会 無錆之会 川井民枝先生の独演会、第十回「踊り清冽(ぶどぅりかいしゃ)~師匠(うや)ぬ御思義(みぶぎん) 肝(んに)にすみ~ 先達の歌心にのせて」で、室山会は「八重山育ち」を歌わせて頂きました。

女子でパチリ!

その他、私個人的には、永楽の大将やそのお弟子さんにお声掛け頂き、つたない笛でお手伝いさせて頂いたり、




お祭りで太鼓のお手伝いをさせて頂いたり、


余興で太鼓のお手伝いをさせて頂いたりしました。


それから、とぅばらーま糸満大会にも出場させて頂きました。




前回は、戦のことを歌いましたが、本年は、母のことを歌いました。

杖(ぐさん)ば つくんで 悲嘆(がまらさ)しょうんな (杖をつく老人となったと悲しまないで下さい)
かにぬぱんちぇーで寂(しぃかさ)しょうんな (呆けになったと寂しく思わないで下さい)

天ぬ頂(つぃじぃ)だぎ 親ぬ恩義(ぶんぎ) (天空の頂上のような親の御恩や)
言葉(むに)ぬ数々 今(なま)どぅ思うり (親の話した言葉の数々がしみじみと思われる)
--------------歌意:「とぅばらーまの世界(太田静男 著)」より--------------

今年の締めくくりは、母がお世話になっているデイサービスの忘年会でした。スタッフのNさんが唄三線なさるということで、三線と太鼓を交替しながら楽しく余興させて頂きました。

母はいつも通りでしたけれど(笑)、ちょっとはわかってくれたかなぁ。終わった後、他の入居者さんとお話しできたのも良かったです。


今年も母には、旅行に行ったり、


お誕生会したり、


普段仕事でほったらかしなので、時々頑張ってイベントを作っているのですが、来年も年明けから色々企画しているので、元気で長生きしてほしいです。
こんな私たちですが、本年も皆様に大変お世話になり、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。


  

2018年10月12日 勤王流八重山舞踊保存会 無錆之会 川井民枝先生独演会

2018年10月11日


来る2018年10月12日、てんぷすホールにて、勤王流八重山舞踊保存会 無錆之会 川井民枝先生の独演会、第十回「踊り清冽(ぶどぅりかいしゃ)~師匠(うや)ぬ御思義(みぶぎん) 肝(んに)にすみ~ 先達の歌心にのせて」が開催されます。
ご逝去された八重山民謡の大家の8名の先生方の音源で舞踊を、そしてその門下の方々がそれぞれ歌われるそうです。
公演日は、那覇公演が10月12日、八重山公演は11月1日 石垣市民会館(中ホール)にてとのことです。

山里勇吉先生の門下である私共、八重山音楽安室流会も、民枝先生にお声がけ頂き、出演させて頂きます。
勇吉先生のようにおおらかで明るく、勇吉先生を思い出して頂けるように歌えればいいなと思っております。

どうぞ皆様、この貴重な公演にお運び下さいませ。  

Posted by うみかじ at 00:32Comments(0)三線八重山音楽安室流室山会

本年もあと10日となりました。

2017年12月22日



本年もあと10日で終わりです。クリスマスもまだではありますが、今年を振り返ってみたいと思います。

今年母は、初詣できちんと獅子に頭をかじってもらい、めでたく米寿も迎えまして、有難いことでございました。しかしながら今年は母も私もあまり体調の良い1年ではありませんでした。
また普段仕事で母をほったらかしにしていますが、一人にしていると、食事の用意をしてあってもほとんど食べてくれません。それなので、帰宅後の晩御飯と、休日の気分転換を兼ねた外食をまめにしていました。仕事も忙しかったので、仕事、二人分の通院、母と外食、が中心の1年だったように思います。


デパートリウボウの京都展に来られた祇園の舞妓さんと。




京都にお墓参りに行った時は、母のお友達にご足労頂いたり、親戚のお宅にお伺いしたりして、懐かしい再会をしてもらいました。





今年は、高江や辺野古には行けず、那覇で行われた集会に少し参加しただけでした。





沖縄では今年も危険で理不尽な出来事が多くありました。沖縄に住むことの危険さを例年以上に感じた年でした。

三線では、安室流室山会で沖縄県社会福祉協議会の「20周年記念芸能チャリティ公演」に参加したり、第39回琉球新報活動賞贈呈式の余興出演したりしました。









個人的には、「永楽」さんの常連として栄町市場で6月から11月に月1度行われている屋台まつりにて、永楽の大将・石原朝泰さんのお弟子さんたちの演奏の際、太鼓を叩かせて頂きました。朝泰さんのCDでは1曲だけ、未熟な笛で参加させて頂きました。





そして秋と冬には、レゲエバンド「The bend maker」さんのバンドマスターで弟子仲間のSさんにお声がけ頂き、女性3人のコーラス隊をさせて頂きました。
実質この2回のライヴでコーラス隊は解散してしまいましたが、久しぶりのハモりでとても楽しかったです(中学の時合唱部だったので、昔からハモりは好きです)。





こんな1年でしたが、本年も皆様にお世話になり、本当にありがとうございました。
どうぞ皆様もよいお年をお迎え下さいませ。
  

Posted by うみかじ at 02:31Comments(0)日記

石原朝泰さんの2nd.CD「石原朝泰 永楽」!

2017年10月28日

沖縄宮古民謡協会・琉球民謡協会教師で2011年第18回ふるさと歌自慢決勝大会優勝者の石原朝泰さん(栄町ロータリーの居酒屋「遊処 永楽」の大将)が先日、お弟子さんたちと、2枚目のCDをリリースされました。(笛は1曲のみ、永楽の常連参加です)
アルバムタイトルは「石原朝泰 永楽」!
宮古民謡全6曲で、1st CDにも収録されている「走馬」は本調子でしたが、今回のCDには二揚の「走馬」が収録されています。
それぞれお弟子さんたちの素敵なお囃子も聴き応えあり!永楽にて1,000円で絶賛発売中です。

【収録曲】
1. 與那武岳金兄小(ゆなんだきかにすざがま)
2. 池間の主(いきまぬしゅう)
3. 東里真中(あがずざとぅんなか)   ※「ず」は「す」に○
4. 豊年の声合(のおずゆぅぬくいちゃー)   ※「ず」は「す」に○
5. 伊良部トーガニー(いらぶとうがに)
6. 走馬(はいみゃ)


唄・三線  石原朝泰
三線    根間エミリ、MIKI
太鼓    ようき
囃子    根間エミリ、MIKI、ようき、ジャメイ
      藤原由利子
ミキシング・マスタリング 當山 猛
写真    ジャメイ
デザイン  根間エミリ
プロデューサー ジャメイ


  

Posted by うみかじ at 15:44Comments(0)三線書籍・雑誌・CD

沖縄県社会福祉協議会「20周年記念芸能チャリティ公演」が行われました

2017年10月28日

去った10月15日、豊見城市立中央公民館大ホールにて、沖縄県社会福祉協議会 資金づくり協力 20周年記念 芸能チャリティ公演が行われました。
この公演は、山里勇吉先生のライフワークで、93歳になられるまでに赤い羽根共同募金へ13年、そして沖縄県社会福祉協議会活動資金づくりへ20年と、33年にわたって毎年行われてきたチャリティ公演です。これまでの収益金総額約6,804万円は福祉活動資金として活用されているとのことです。



私共、八重山音楽安室流室山会も、出演させて頂きました。



室山会は、合唱は八重山民謡「八重山育ち」、男性陣での舞踊の地謡は「赤またー節~揚古見ぬ浦節」、「仲良田節~石ぬ屏風節~祖納嵩節」、フィナーレの「赤馬節」「ミルク節」を務めさせて頂きました。





今回も多彩なプログラムで多数の団体の皆様にご出演頂きました。
第二部の幕開けは徳八流太鼓保存会 國場秀治太鼓研究所、そして由絃會の皆様です。








フラダンスとエイサーのコラボもありました。


大城和枝&ゴールデンハベラーズさんの大正琴と合唱です。

今回は社協チャリティ公演の20周年記念ということで、各参加団体に表彰が行われました。


八重山伝統舞踊 勤王流トキの会 堀切トキ先生です。

私共 安室流室山会の金城盛長会長と、副会長で琉球箏曲保存会の赤嶺和子先生です。





幕間には記念にパシャリ!


勤王流八重山舞踊保存会無錆之会 川井民枝舞踊道場の先生方です。



フィナーレで舞台に出られるミルク様です。



本年も会場にお越し頂きました皆様、スタッフの皆様、そして出演者の皆様、大変お疲れさまでした!本当にありがとうございました。

[沖縄県社会福祉協議会 資金づくり協力20周年記念 芸能チャリティ公演]出演団体
一部-----------------------------------------
柳清本流末乃会 仲本末子琉舞研究所
啓扇本流船乃会 船越節子琉舞研究所
玉城流七扇常乃会 大城常政琉舞研究所
貞扇本流 山田貞子琉舞道場
勤王流八重山舞踊保存会 無錆之会 川井民枝舞踊道場
琉球民謡 清風乃會
琴唄舞若宮流 若宮香澄穂日舞教室
大城和枝&ゴールデンハベラーズ
琉球舞踊地謡 由絃會
八重山舞踊地謡 八重山音楽安室流室山会
琉球箏曲興陽会 高良時江箏研究所
琉球箏曲保存会・八重山音楽安室流室山会箏曲部会 赤嶺和子研究所
沖縄横笛協会

二部-----------------------------------------
徳八流太鼓保存会 國場秀治太鼓研究所
玉城流七扇敏風会 宮里敏子琉舞研究所
八重山伝統舞踊 勤王流トキの会 堀切トキ研究所
玉城流玉扇正竹の会 島袋正子琉舞道場(豊見城市文化協会)
那覇八重山古典民謡保存会 比屋根孝子研究所 かぬすぃ美童
登川流研究保存会 金城みゆき民謡研究所
日本総合舞踊 興扇流弘の会 興扇弘樺日舞教室
島尻地区民踊団体連絡協議会
ナ レイ アロハ イ カマカニ
創作エイサー しんか
琉球舞踊地謡 由絃會
八重山舞踊地謡 八重山音楽安室流室山会
琉球箏曲興陽会 高良時江箏研究所
琉球箏曲保存会・八重山音楽安室流室山会箏曲部会 赤嶺和子研究所
沖縄横笛協会

ナレーター 西原篤一
舞台監督  島袋清助
(以上、敬称略)

  

Posted by うみかじ at 14:49Comments(0)三線八重山音楽安室流室山会

アパラギセブン1st.アルバム「アパラギあやぐ」

2017年05月02日



沖縄宮古民謡協会・琉球民謡協会教師で2011年第18回ふるさと歌自慢決勝大会優勝者石原朝泰さん(栄町ロータリーの居酒屋「遊処 永楽」の大将)のお弟子さんたちのユニットが、アパラギセブン(APARAGI7)です。
アパラギセブンさんがこの度、1st.アルバムをリリースされました。
宮古島でレコーディングして来られたというこのアルバムは、オリジナル曲2曲と宮古民謡4曲の全6曲1,000円で絶賛発売中です!

オリジナルの2曲は、ジャメイさんが作詞作曲されたそうです。
本日の琉球新報の16面でも紹介されています。
---------------------------------------------------------------------------
「ジャメイは祖母が宮古島出身。韓国ではレゲエバンドのメンバーとして活躍した。2015年、沖縄に拠点を移しレゲエバンド「JAHMAI BAND」を結成。最近は沖縄の音楽をテーマにしたドキュメンタリー映画の製作なども手掛けている。ジャメイは(自分のルーツを探すため、沖縄・宮古島へ渡った。祖母の故郷である沖縄の音楽を追及していきたい)と話す。祖母は戦前、台湾出身の祖父と一緒に朝鮮に渡り、戦後も韓国で暮らし続けた。(祖母から沖縄の歌を聴いた。とて美しい音楽に引かれた)と振り返る。」


---琉球新報2017年5月2日16面より---------------------------------------




メンバー全員で歌われているアルバムタイトルでもある「アパラギあやぐ」、美しいメロディで心に染みる「おばーやー」、そして「宮古のあやぐ」「走馬(はいま)」と続いて「新城クイチャー」では自然に体が動くGroove感!そして石原朝泰さんの「伊良部トーガニ」。
CDを通して感じるのはお弟子さんたちの後ろで微笑む朝泰さんの姿です。宮古民謡への愛とお弟子さんを見守る笑顔、その人柄で、大将の周りにはいつも人が集って来ます。
今年も栄町市場では、6月から10月まで(正確に言えば11月の感謝祭まで)最終土曜日は屋台祭りです。アパラギセブンの舞台も見られることでしょう!
  

Posted by うみかじ at 21:35Comments(2)三線書籍・雑誌・CD

第28回新唄大賞に石原朝泰さんとお弟子さんたちが出演!

2017年03月01日

来たる3月5日(日)17時30分から、ミュージックタウン音市場にて行われる、「ROK 第28回新唄大賞」の公開審査会に、石原朝泰さんとお弟子さんたちのユニット「アパラギ7(アパラギセブン)」さんが出場されます!
石原朝泰さんは、第18回ふるさと歌自慢決勝大会で優勝された唄者で、沖縄宮古民謡協会・琉球民謡協会の教師でいらっしゃり、栄町ロータリーにある「遊処 永楽」の大将でもあります。
毎年6月~11月の最終土曜日に行われている栄町市場の屋台まつりでは、いつも民謡と、ラストのカチャーシーで皆を楽しませて下さっています。近年は、お弟子さん達のユニット「アパラギ7」(アパラギとは宮古方言で、美しい、美人という意味です)が師匠の朝泰さんと一緒に舞台を盛り上げていらっしゃいます。
また最近では朝泰さん、ダニエル・ロペスさんのドキュメンタリー映画「カタブイ」でも歌っていらっしゃいましたね。

さて、新唄大賞で歌われる予定の「アパラギあやぐ」は、JAHMAI(ジャメイ)さんが作られた歌なのだそうです。ジャメイさんは、「韓国を代表するレゲエアーティスト・クリエイティブなアーティスト」なのだそうです。現在は沖縄に転居され、お祖母様が宮古島の方ということもあり、石原朝泰さんが三線の師匠なのだそうです。
どんな歌なのか、聴いてみたいですね!
また、最近パパになられたフローリアン・ブリカールさん(リンクが少々古いので、こちらもあります)も朝泰さんのお弟子さんです。一番弟子の幸子さんやミキさんをはじめ、アパラギ7のメンバーが盛り上げます。
公開審査当日は、「みんな出るよ~!」とのこと、楽しくスペシャルな演奏を拝見出来そうでワクワクです!
下記は、ラジオ沖縄さんのサイトより。

第28回新唄大賞 第一次審査通過者14組

1. かなさーうちなー/やまじん太郎
2. 泡盛音頭/照喜名 竹美
3. 目笑美らさ/石嶺 愛莉
4. りちゃりちゃ行ちゅみ読谷山/波平 広光
5. 我肝染まてぃ/山城 香
6. マチグワァーソング/童舞 花わらび
7. 抜ぎ走い毛遊び/與那嶺 眞裕(ヨナミネ タダヒロ)
8. 恋ぬ板橋/仲田 順市
9. アパラギあやぐ/アパラギ7
10. 親ぬ御恩/伊是名 武弘
11 .淋しさや一人/高野 公子
12. 双葉美童/高那 真清
13. 今帰仁宝島/石嶺 とあに
14. 島・加那志/吉川 徹

公開審査会:平成29年3月5日(日) 午後5時~午後8時
場 所:コザミュージックタウン音市場
司 会:喜屋武均、金城奈々絵 (ラジオ沖縄アナウンサー)
ゲスト: 大東人(第27回新唄大賞グランプリ)
チケット:前売り1,500円、当日2,000円

チケット販売
沖縄市:ミュージックタウン音市場 、キャンパスレコード
那覇市:高良レコード 、ラジオ沖縄
お問合せ:ラジオ沖縄 TEL:098-869-2214


  

Posted by うみかじ at 23:50Comments(0)Live,公演など三線

映画「カタブイ~沖縄に生きる~」、珠玉の作品です。

2017年02月14日

今月2月4日より、那覇市の桜坂劇場にて、映画「カタブイ~沖縄に生きる~」が公開されています(3月3日まで)。
遅ればせながら観てきました。

監督は、沖縄在住のダニエル・ロペスさん。スペイン系スイス人の映像作家・写真家で、2003年に沖縄に移住、沖縄テレビの情報番組「ウィンウィン」で数年、パーソナリティを務めておられたこともありました。
栄町にもよくいらっしゃり、地元では親しみをもってよく知られた方だと思いますが、そのダニエルさんが制作された映画は・・・。

最初のシーンから映像が美しく、始まって2~3分で涙が頬を伝いました。
この映画には主に7名の方々が登場されて、話をなさるのですが、そのいずれの方の言葉もまっすぐに心に響き、この映画に出会えたことに感謝したくなります。
*語る方々:糸満盛仁さん、上原新吾さん、上間康弘さん、金城実さん(彫刻家)、新城利枝子さん、渡慶次馨さん、宮城茂雄さん。

私は、映画に登場する糸満盛仁さんのお店「生活の柄」や石原朝泰さんのお店「永楽」さんをはじめ、栄町市場をめぐる方々には多少馴染みがあるのですが、そういったことは関係なく、宝物のような映画だと思いました。
私の沖縄での氏神様であるなんみんの、獅子舞を拝見できたのも嬉しかったですし、お友達の糸満盛仁さんの御祖父様である糸満盛彬さんのお姿にはただただ涙が流れました。(奥でカジマヤーをなさった時にお祝いにお伺いさせて頂いたことがとても有難い思い出です)

見慣れた景色も、身近なのに知らなかったことも、訪ねたことがない所やお会いしたことのない方々も、全てのシーンで、絶妙な温かさの距離感で、何かが伝わってくるのは、こちら側でカメラを回すダニエルさんの、才能なのか人そのものなのか。
「自由に必要なのは、翼ではなく根だ」というダニエルさんの言葉が心に響きます。


スイスで9週間のロングラン上映を達成したこの映画は、現在のところ、この桜坂劇場でのみの公開となっています。
この珠玉の映画を、スイスと沖縄のみでしか上映しないのは、本当にもったいないと思います。この映画を観に来るためだけに、沖縄に来てほしいと思うくらいの作品だと思います。

桜坂劇場での上映日程はこちら

  

Posted by うみかじ at 21:27Comments(0)Live,公演など